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弱肉強食の世界

弱肉強食

趣旨に沿って「自己責任論」を考えた時、私は「社会ダーウィニズム」の一つの表れだと思っています。

さすがに小泉総理も竹中総理も奥谷禮子も、ヘンリー・フォードのように「この世が弱肉強食の世界で有るのは、生物界の真理です。

このサイトでは派遣とアルバイトについてたくさん情報を提供しておりますが、従って、つぶれる会社を救ってやる必要もないし、適者適存に負けた貧乏人を救済する必要もないとは一概にいえません。

「法律はおごそかな平等性を持って、金持ちも貧乏人も等しく、橋の下で寝ることを禁ず」の言葉通り、そもそも最初から「自己責任」の世界からは回避出来ている人達が、押し付けて来た価値観だと私は思っていますから。

誤解の無いように言っておきますが、「自己責任」を全て放棄せよ、と言うことでは有りません。

全てを「自己責任」で考えても本当の解決にはならないだろう、と言うことです。

ホームレスにしろ年間3万人を超す自殺者にしろ、或いはいじめにしろ、全てを「自己責任」にしてしまえば、そうした社会を作って来た政治や、派遣で人をモノ扱いに使って(派遣は人件費扱いで無く材料費扱い)利益を挙げて来た企業にとっては都合の良いことでしょう。

SMさんが、仮に自戒を込めての善意からの発言であったとしても、全てを当人とその親の責任に帰着させることは(実際に責任を取らされることは事実)、この「自己責任論」を、一番弱い立場の側から認めてしまうことになると思う訳です。

私はそうした「大人の世界」が、余裕が無くなり、連帯感の無い殺伐とした状態になっている時、子供の世界だけ、穏やかで友情に満ち溢れた思いやりの世界で居られる筈が無いと思っています。

親の経済状況で進学を諦めざるを得なかったり、卒業しても職が無いなんて時代であればなおさらのことです。

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